アアカムの自由形人類

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【FMXねた】Red Bull X-Fighters 2016 マドリッドについてザックリと

アアカムです。

さて、巷で話題になってる

2016年度のレッドブル Xファイターズについて

開催概要についてザックリと、

そして

今回から追加される新しいルール、それとこれまた新しい取り組み"Novilleros(ノビジェーロ)枠"に関して、ちょっと書いてみます。

 

 

 

まず簡単に概要を。

今年のXファイターズの開催地はスペインのみ。

今までワールド・ツアーと銘打って開催されていたXファイターズですが、今年は原点回帰ともとれる感じになっています。

 

日時は

6/24 現地時間21:30~

(アフターパーチーじゃなく、本チャンのイベントが9時半からスタートするのってなんかすげぇ、と思ったのはワタクシだけじゃないはず…)

時差を考慮すると、

日本時間の6/25 あさ4:30~

…うーん、日本でライブ生中継を見る方は

チョー早起きしてパソコンの前に座るか、もしくはアフターパーチーならぬ前夜祭を開催して、その時間まで飲んでるか

どっちにしても信仰心が試されますね。

ワタクシ的には後者がイイです、どなたか一緒に飲みましょう!(汗

 

会場はスペインはマドリッドにある『ラス・ヴェンタス闘牛場』

 

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2002年から毎年開催されてる会場であり、

公式でも"home of FMX"と言われてるように、ファンにはお馴染みの会場です。

 

 

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今年のコース図はこんなかんじ

ランプは8基(イラストには6基かかれてるので、左右クォータランプでプラス2基、だとおもいます、タブン…)、

闘牛場の構造をを活かした、トンネルから飛び出していくスタイルは今年も継承されています。

 

んで

ライトアップが印象的だった中央部の盛り土ランディングですが

今年からわりとカッチリした感じのランディングになってます。

こっちのほうが設置しやすいのかなぁ。

ワタクシ的にはライトアップされて妖しく(?)光るモッコリランディングがすごくスキだったんで、それがなくなるとなるとちょっと残念っす。

 

出場ライダーは

1. Clinton Moore (AUS)
2. Tom Pagès (FRA)
3. Rob Adelberg (AUS)
4. Josh Sheehan (AUS)
5. Levi Sherwood (NZL)
6. David Rinaldo (FRA)
7. Dany Torres (ESP)
8. Taka Higashino (JPN)
9. Maikel Melero (ESP)
10. Adam Jones (USA)
11. (Novillero 1)
12.(Novillero 2)

 

もはや恒例の皆さん、とはいいつつも

名実ともに世界トップレベルのそうそうたるメンツです。

日本FMX界ののヒーローともいえるTAKA東野選手もバッチリインビテーションされてるんで楽しみにしているファンの方もおおいんじゃないでしょうか。ワタクシもチョー楽しみです。

 

 

とまぁ

ざっくりとあらましを書いたところで本題にうつります。

今回公式で言及されていたトピックスは大きく分けて2つ。

ルール変更"Novilleros(ノビジェーロ)枠"についてです。

 

 

1.ルール変更

今までのXファイターズのフォーマットをザックリ表すと

 

 ①12名全員で予選

 

 ②予選成績下位4名による予備予選

  (フリップ、360、ボルト等の回転系トリックの制限あり)

 

 ③予選順に応じた "Head-to-Head(1対1)" の本戦

 

 ④勝ち上がった2名による決勝戦

 

 

  って感じだったとおもいます(細かいとこをすっとばすとこんなんだったとおもいます…)

 

それが今回のフォーマットではこんな感じに。

 

 ①予選なし(※公式での言及なし)

 

 ②"ルーレット” 

 ―おそらく普通のフリースタイル形式であると推測されますが、出走前に、ラン中に必ず実施しなければならないトリックが指示されるそうです。指示されるトリックは「スタイリッシュ、かつ、コンテストではほとんど忘れられた」ものになるとのこと。

 

 ③3ペア(6名)による "Head-to-Head(1対1)" 

 

 ④勝者3名による決勝戦

 

けっこう大胆な変更になったと思います。

 

まず②ルーレット

おんなじようなトリックが集中していた昨今のコンテストにおいて、

このような取り組み、原点を見つめ直すようなことを盛り込むというのは

歓迎すべきことではないでしょうか。

ベーシックなトリックでライダーの持ち味を楽しむもはもちろん、

今までの勝つためのランにどのような形で技を加えるのか、そのへんも併せてみてみると面白いんじゃないのかと。

 

そして④決勝戦

従来のXファイターズでは4組8人によるHead-to-Headだったために

3位の決め方がわかりにくかったと思います。

Head-to-Headの敗者のうち、イチバン予選順位の高かったライダーが3位、ってルールだったと思います。ほら記憶が曖昧レーシングだ!

3人で表彰台を争うって構図にすることで、誰がよかったか、っていうのがよりはっきりとすると共に、決勝もよりヒートアップしていくだろうと思います。

 

 

そしてもうひとつ

2."Novilleros(ノビジェーロ)枠"

これが今回のXファイターズのイチバンの目玉だと思います。

「Novilleros(ノビジェーロ)」っていうのは「マタドール」のひとつ手前、

いわば見習い闘牛士って感じだそうです。

 

さすが闘牛場って感じの出場枠、そして「見習い」ってところがこの枠のキモでして、出場するのはこんなライダーになるそうです。

 

枠①:Xファイターズの実行委員会による推薦

 

枠②:動画投票バトルの勝者

 

 

枠①は今までのワイルドカード枠に近いと思いますが、

話題になってるのが枠②、自分の走行シーンを撮った動画を公式サイトに投稿し、インターネット投票でイチバン多くの票を得たライダーが出場できるという、若手発掘キャンペーンともいえる内容となっています。

しかも条件は18~23歳までのすべてのFMXライダー。

世界に打って出る機会を虎視眈々と狙っていたライダーにとっては、またとない機会だったのではないかと。

日本からも片桐"ギッサン"弘貴選手、江原大地選手、江原大空選手の3名がエントリーしたとのことなので、これは期待するしかないかと。

毎日チェックチェックワンツー、からのvote-vote-vote(あれ、毎日複数投票できるんかしら?!そもそも3人に票入れても枠はひとつ…

 

 

 

以上

今回のXファイターズはこんな感じで開催されるそうです。

 

そして以下

今週気づいたこと(CV.伊集院光

 

完全にチラ裏的な内容なのでXファイターズ情報は以下一切書きません!

Xファイターズ情報を求めてやってきた方はここでお戻りいただき当日まで全裸待機でお願いします。

 

 

Xファイターズのといえば

ワールドワイドな規模で、毎年新しい開催地で、新しいロケーションで、新しいコースレイアウトで…ってかんじで開催されていて

ライダーも旬のライダー、とにかくニュートリックをガンガン出そうとプッシュしていく感じのライダーが選考されていたりとか

とにかく拡大路線で、かなり尖ったコンテストだって印象があったんです。

ショーとしての質も勿論追求されていたと思うんですが、第一にコンテストとしてハイレベルであれ。って感じの方針だったと思います。

 

そんな先進的なコンテストが

開催数を絞り、FMXの原点を見直すようなルールを設けて

っていうのがなんとなく気になるなって感じっす。

しかも告知が例年よりだいぶ遅くかったって印象もあったりとか。

 

FMXシーン全体をぼーっとみてみると

ニュートリックっていう金脈を掘り尽くしてしまった感があって、

新しい資源を見つけようと取り組みつつあるのかなぁ~って思ったり思わなかったり

 

その急先鋒にいるのがナイトロサーカスみたいなおもしろ要素も取り入れたショーなんじゃないのかなって思ったり

 

あくまでぼーっとみた感想なんで、実際は違うかもしれないですが。

 

 

まぁそんなかんじで

今年度スタートですが

やっぱりぼーっとしてます。

 

 

ぼーっとしつつも

Xファイターズ関連の情報、

ならびに国内外FMX関連の情報は

きっちりフォローしていこうと思います。

アアカムでした。